夢日記の記入ルールを考える

投稿日 2020.12.18 更新日 2021.01.11

夢の記憶はとても儚いものであるため、起きたらすぐに記録する必要があります。記録することで記憶も固定化されやすく忘れづらくなります。また、忘れたとしても後から思い返すことが容易となります。そのためにも、枕元から手のとどく範囲内に夢日記を保管しておく必要があります。理想的なのは、目が覚めたらすぐに飛び起きて机の上で書く方法です。まぁ、そこまで求めません。とりあえず、思い付いた順番にシンボルを書き出して行く訳ですが、シンボルには人や物をはじめ、場所や背景などの環境的な要素から、夢主の行動や感情、そして、夢の中での時間帯なんかもあります。本当にいろいろな種類や属性のようなものがあるため、闇雲に並べて書き連ねても、後で見返した時に書いた本人が訳の分からない状態に陥る可能性があります。

そこで、シンボルの種類に応じた、自分なりの書き方のルールを設定しておくと良いかもしれません。例えば、夕暮れ時の見知らぬ砂浜で、犬と散歩をしていたところ、今は音信不通となった親友と再開する夢を見たとしましょう。夕方→砂浜→犬→散歩→親友などと言った感じにシンボルを夢日記に書き出して行くと思います。しかし、上級者ともなればもっと細かいものとなります。

初心者は見落としてがちとなる点ですが、夢主自身の感情や、夢の中の風景や背景などの要素もシンボルとして加わって来ます。また、砂浜にいた夢でしょうからきっと海を眺めていたのは間違いありません。当然、水平線に沈む太陽や、海面上を行き交う船舶もいたことでしょう。夢は唐突で非現実的ななものですから、親友は海から浮上してやって来たかもしれません。

まず、現実の日記と同じように、一番上に日付を書いて、その横に夢の中での天気や時間帯なんかも書いておくと良いでしょう。シンボル同士もただ書き並べて矢印や線などで結ぶのではなく、コンピュータープログラムのフローチャートのような感じに、シンボル同士を結ぶ線の横に、夢主の行動や感情を書くと良いかもしれません。夢主→犬だと犬に対して何をしたのか分かりません。

夢日記の考察まとめ

  • 夢日記は速記のように素早く書き込める工夫が必要。
  • 自分なりに早く書き込める記入ルールを考えると良い。環境、時間、感情すべての要素を網羅できる配置を考える。
  • コンピュータープログラムのフローチャートや、マインドマップなどの書き方を参考すると、自分なりの面白い夢日記が作れるかもしれない。