パワーストーンの生涯について【後編】

最後に、パワーストーンとのお別れについて語りたいと思います。形あるものはいずれ壊れます。どんなに注意を払っても傷は付いて来ますし、ヒビも目立ってきます。ある日突然、パカッと割れたら嫌な気分にさせられます。そうなる前に、新しい石へ買い替えましょう。そこで気になるのが古い石の処分方法です。処分と言う表現もナンでしょう。それまで、雨の日も風の日も共に長い日々を歩んで来た大切な相棒です。お別れの時も丁重に扱います。普通に燃えないゴミとして出してしまう方もいますがそれはよくありません。鉱物なのですから本来あったべき場所へきちんと返しましょう。そうです。大地です。大地と言ってもヒマヤラの奥地まで届けに行く必要はありません。自宅の庭に埋めて上げましょう。私の家は団地だマンションだという方は鉢植えでOKです。

土の中に埋める際は感謝の念を捧げましょう。別に好きな場所に埋めて構いませんよ。でも、できれば人通りの少ない静かな場所に埋めて上げましょう。何か埋めるのが勿体ないと言う方は、何らかの形で再利用したければそれでも構いません。水槽の中に入れるもよし、小瓶の中に入れて飾るもよし、何でも構いません。ストーンリウムの材料に使い回すのが一番面白いと思います。

とりあえず、古い石とのお別れや第二の使命を与える等したら、新しい石を買いましょう。その頃になると、きっと、パワーストーンに関する知識と経験も増していることでしょう。今度はよく吟味して選ぶと良いでしょう。自分の目的と合致した意味を持つ石を買えば良いと思います。できれば、お守り用とは別に、浄化用の水晶の石も買い揃えることもおすすめします。

浄化用の水晶とは、お守りとしてメインで使用するパワーストーンを浄化するためのパワーストーンになります。例えば、保管箱の底に敷き詰めておけば、メインの石を毎日勝手に少しづつ浄化してくれると言う優れものです。浄化用の石だけ定期的に浄化すれば良くなります。やはり、浄化は石に物理的な負担がかかるものです。このような間接的な方法が望ましいと言えるでしょう。

そんな感じで…

• 古い石の処分方法は大地へ帰す（土へ埋める）のが望ましい。
• 産める場所は庭や鉢植えでOK。勿体ないと思う人は、ストーンリウムの材料や、飾り用の置石として使い回せば良いと思います。
• パワーストーンは水晶に始まり水晶に終わるとは、初心者はまずは水晶から始め、上級者になれば浄化用の水晶を買い揃えるということです。

以上、ざっと簡単にパワーストーンの生涯を説明しました。