夢占いの地学
人生は山あり谷ありの連続です。どなたでも絶好調の時期があれば、どうにもならない不調の時期もあります。こればかりはどうにもなりません。不調の時は無理をせず、次なる山(目標)へ登るための準備期間と割り切り精進することにしましょう。ダメな時は何をやっても本当にダメです。そんな時は開き直るに限ります。何かのアニメの台詞でもあったように、嫉妬深い神様なんかよりも、気のいい悪魔と友達にでもなって守ってもらうに限ります。まぁ、そんな冗談はともかく…夢占いの世界でも、山のような凸状の地形は運勢の向上期や成功を、谷のような凹状の地形は低迷や試練のような意味合いを持つ傾向にあります。夢の中で山の頂上に立ったなら、夢主は絶頂期にいることを暗示しており、谷底はそのイメージ通り不調な時期であることを告げています。
海も夢占い的に重要な意味を持ちます。海岸沿いに住んでおり、普段から日常的に海の光景を見慣れている人を除き、運気の大きな節目でよく現れる夢のシンボルです。創造や発展の意味合いも持つため、これから新しい人生を歩もうとする人には大吉夢になると言えます。晴天下の穏やかな大海原の夢を見たなら、長期的に見た夢主の運勢の向上期、安定期の入口にいることを告げています。
サスペンスドラマのクライマックスシーンで、海岸沿いがロケ地として選ばれる傾向にあるのは、こうした人間の深層心理と密接に作用、影響しているからなのです…すみません。これはウソです。でも、犯人が海を見つめながら事件の真相を淡々と語る様子は、運命を真正面から受け入れ、次なる人生のステージ(刑務所)に向け、潔く覚悟を決めた瞬間と言えるでしょう。
サスペンスドラマに限らず、あらゆるジャンルのドラマや映画の多くで、クライマックスシーンのロケ地として海岸が選ばれています。私も趣味で小説なんかを書いていたりしますが…やっぱり、物語のクライマックスには、海の情景を漂わせた文章を書くのが一番ですね。なんか書きやすいです。これは理屈ではありません。母なる海がそのような感情を本能的に高ぶらせるのでしょう。
まじめに要約すると…
- 夢の世界の自然環境や地形は、夢主の心理状態を反映したもの。
- 背景の天候や気象条件も含め、自然環境や地形はそのイメージ通りの意味合いとして単純に解釈できる。良い感じであれば吉夢
- 現実世界における夢主の運勢と、夢の世界の海抜は比例関係にある。地下世界や海面下は夢主の深層心理の世界となる。