人間社会の縮図を映し出す動物の夢

投稿日 2020.12.28 更新日 2021.04.08

人間関係がわからなくなったら…とりあえず、動物を見てみると良いでしょう。生き物嫌いの方には恐縮な一文となりますが、犬や猫などの動物達を見ていると本当に心が癒されます。そして、動物達の人間社会の一面を模した感じとも思える行動や生態に興味を覚えると思います。このため、多くの占いでは動物を人間社会の縮図、人間関係の象徴として見なし、何らかの形で診断の材料に使用しています。いくつかの種類とやり方があるようですが、動物占いなんてものもありますよね。ちなみに、私の診断結果はタヌキでした…夢占いにおいても、夢の中に登場して来る動物達は、夢主の日頃の人間関係を映し出すシンボルとして扱う場合が多くなります。夢主の人間関係や環境とのリズムを理解する上で、人間に次ぐ重要な意味を持つシンボルとなります。

具体的には、犬や猿などの集団的、階級的な動物は、人間の集団社会に関する事柄を暗示する場合が多く、気まぐれな猫は夢主の私生活における変化を、鳥は夢主の運気の急変など伝えている場合が多くなります。動物の種類に応じて、現実生活における公私の区分も分かれ、家庭内にまつわる事柄なのか、学校や会社に関係する事柄なのか診断が行えます。

また、動物のシンボルは、夢の中の世界では中心的な意味合いを持つ存在として位置付けられます。経験上、脇役や補助的なシンボルとして登場して来ることはほとんどありません。動物のシンボルを中心に、夢の中での場所や天候、時間帯なども加味、全体的に判断して診断を行うと良いでしょう。ちなみに、夢の中の動物達の姿は、現実のそれと必ずしも同じと言う訳ではありません。

夢の中の世界は唐突で脈絡のないストーリーが次から次へと展開されますが、シンボル自体も現実のイメージと解離した状態で登場して来る場合も少なくありません。特に動物などの生き物系のシンボルはその傾向が強いように感じます。例えば、現実にはあり得ない真っ赤な毛色をした犬や猫です。原色的な体色は、夢主の健康運の急変を伝えている場合があるので注意です。

この記事の内容をまとめると…

  • 夢の中に登場して来る動物は人間社会を象徴している。
  • それぞれの動物の特徴的な生態や固有の行動が、動物に関する夢の解釈を行う上での注目点となる。
  • 鳥類に関する夢は、夢主に対して何らかの知らせや危急を暗示している場合が多くなるので注意が必要である。