占い師は自分で自分を占わないの?
占い師は未来を占えるのだから、自分で自分を占えば人生向かうところ敵なし。株や馬券を的中させることもできるだろうから、きっと、世の占い師は大金持ちに違ない…占い師をそのように揶揄する方は少なくありません。そして、これらの皮肉めいた疑問に対して、これまたよく聞く話ですが、占い師は自分で自分を占うことは禁じ手としている、占い師の自己診断はタブーと言われています。結論から言いますと、これらに対する姿勢は占い師それぞれだと思います。たしかに、自分で自分を占うのは難しいと思います。客観的に自分を見るのは本当に難しいですからね。でも、占いもいろいろあります。少なくとも、夢占いに関して言えば、眠りに就いている間、自分の主観に左右されることなく勝手に「夢」としてヴィジョンが得られますから自己診断は可能です。
ちなみに、占星術を用いて金融投資の研究をされている方は大勢おります。金融業界でもアノマリー(科学的根拠のない法則的な相場変動)の一種として認知されています。と言っても、そんな分析手法もあるんだ程度の話ですけどね。でも、書店の経済専門書コーナーにその手の本が(片隅に数冊程度)置かれているくらいですから、まんざらな話でもないと思います。
一般投資家向けの金融カレンダーにも、何気に惑星や天体の動きについて記載されていたりします。そもそも、占いは太古の権力者達が政策方針を決める際に利用されて来たものが発端ですから、占い的な格言と社会の動きに一定の相関関係はあるとは思います。今はインチキと誹謗中傷や罵詈雑言を受けるだけで済みますが、太古の占い師達ははずすと最悪〇刑ですから命がけの職業でした。
こんな話をしていると「ところでお前はどうなんや?」とツッコミを受けてしまいそうになりますが…少なくとも貧乏ではありません。金持ちでもありませんが人に恵まれ仕事は尽きません。仕事があればお金には困らんでしょう。そのためには健康であらねばなりません。健康であるためには楽しい気分でいれば良いと思います。だから、前提条件となる運を大切にしています。
お金を直接求めるとお金が必要な状況に追い込まれます。この点は、世の多くの占い師が強く自覚している部分ではないかと思います(たぶん)。だから、自分で自分を占うのを忌避している占い師さんは、悪い意味での引き寄せの法則を発動させないよう自重しているだけに過ぎないと思います。自信がない訳ではないと思います。何にせよ、占いで誰かを幸せにできれば本望です。