危急を告げるケースの多い鳥類の夢

大空を自由に羽ばたく鳥は、一見すると自由を象徴している存在に思えますが…他の動物と違い、短時間で広範囲を移動できる行動形態から、夢占い的に見ると、速報的な暗示を示す傾向の強いシンボルになると言えます。夢主に対して何らかの知らせや注意喚起を、どの夢のシンボルよりもいち早く伝えている場合が多く、夢主の身に降りかかる思わぬハプニングやトラブルに注意を促しているのがほとんどになります。どんな種類の鳥であれ、まずは色に注意しましょう。夢の世界では、現実世界に存在している鳥と同じ色をしているとは限りません。信号機のような緑、黄、赤と言った原色系であった場合は、やや警戒が必要です。注意不足によるミスや落とし物、油断により思わぬトラブルに巻き込まれることを暗示しています。その日は落ち着いて行動しましょう。

また、急激な健康状態の悪化を伝えている場合もあります。お食事中の方は大変申し訳ありませんが…その日の朝、口にしたものにあたることを警告している場合もあります。念のため、朝食に冷水や生卵は控えるなど注意しましょう。その日は普段より少しだけ早めに出発して、余裕を持った行動を心がけましょう。その際、忘れ物にも注意しましょう。

さらに、夢の中で見た鳥の体長やサイズは、そのまま事態の大きさに比例するようです。猛禽類や大型の鳥が、夢主の近くに飛来して来た場合は注意が必要です。鷲や鷹など攻撃的な大型鳥類は対人トラブルを暗示します。一つ一つの言動や行動に慎重になりましょう。ただし、同じ猛禽類でも、フクロウやミミズクは幸運を暗示します。良好な人間関係の進展が暗示されます。

渡り鳥などは、季節や気候の変化、夢主を取り巻く環境の急変などを告げている場合があります。白鳥のような優雅で美しい渡り鳥だったからと言って油断はできません。夢主の前から逃げるように飛び立ち、急に姿を消した場合は要注意です。予定変更を余儀なくされたり、体力的にやや厳しい状況に直面するかもしれません。まずは健康管理をしっかり行いましょう。

以上の内容をまとめますと…

• 鳥類は夢のシンボルの中で最速の暗示性がある。
• 早ければ、その日の午前中に夢占いで暗示された関連事象に遭遇する。注意をしていれば防げたり、被害を最小限に抑えることができる。
• 神経質になる必要もない。鳥の夢を見たら、その日は余裕を持った行動を心がける。朝食時は生モノは控える。